小田原市は1月8日、環境・文化・経済などの分野で功績のあった1団体と4個人に、市民会館で市民功労賞を授与した。
久野地域の里山資源を保存・活用し、そばづくり体験など他と連携し地域発展に貢献する美しい久野里地里山協議会。星野清治会長(85)は「里山は田舎の公園。ここで出会った人と人、親子の疎通を育むことが里山の使命。この土地を知ってもらうためこれからも活動していく」と語った。
住民参加型企画や出張商店街を実施する橘商工会の会長・小野澤藤一氏(72)。散策ガイドや特産品開発にも取り組み、観光・経済に貢献。「橘は東の玄関口。橘の活性化が小田原の活性化につながる。これからも勇気、元気、やる気、負けん気で地域活性や防災に取り組みたい」と話した。
バイオリン奏者で、市内音楽文化団体で演奏、指導者、代表も務める白井英治氏(68)は、地域に根ざした活動で音楽文化の向上、若手育成に貢献してきた。「小田原に育てていただき、恩返しと思いやってきた。横の繋がりを大事に、これからも盛り上げたい」
昨年、芸術文化の発信地・江之浦測候所を開所した現代美術作家の杉本博司氏(69)は(公財)小田原文化財団も立ち上げた。「財団は『日本文化を世界に』がテーマ。今後パリやニューヨークでの公演も予定しているので活躍を見守っていただきたい」と話した。
小田原出身の作家・夢枕獏氏(67)は文学賞を受賞し、作品は映画・漫画化もされ、2月公開の映画『空海』の原作も手がけている。「小田原は世界一いい所。水が綺麗で釣りが楽しめる」と言い、その小田原を舞台にしたアニメーション映画の制作も予定されている。
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