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公開日:2018.04.21

マンホールカード
観光活性化に新たな一手
4月28日から配布開始

  • 小田原市マンホールカード。表面(左)には写真と設置位置情報が、裏面にはデザインの由来などが記載されている

  • 八王子市(左)と寄居町のカラーデザインマンホール

 小田原市のカラーデザインマンホール蓋が、「下水道広報プラットホーム(GKP)」(事務局・東京都)が企画する「マンホールカード」に採用され、4月28日(土)から配布される。

 マンホールカードとは、下水道事業への理解を広めることを目的に、GKPが2016年4月に開始した全国統一企画。ご当地の特色などをモチーフにしたデザインは多彩で、コレクターも多い。今年4月17日現在、全国301自治体の蓋が採用、神奈川県内では横浜市、川崎市などのマンホールカードが発行されている。また、平塚市、大井町、愛川町でも、28日から新たに配布される。

 『酒匂川』と題した小田原市のカラーデザインマンホール蓋には川や城、箱根連山、富士山などが描かれている。市下水道整備課の西尾優貴さんは「さまざまな魅力が盛り込まれた小田原市のデザインは全国的にも珍しく、面白いのでは」と話している。

かまぼこ通りに3都市のデザイン

 小田原市は昨年11月、姉妹都市の東京都八王子市と埼玉県寄居町と下水道マンホール蓋を交換。観光客の回遊性を高めるために3月6日、国道1号線海側の小田原かまぼこ通りに3都市のカラーデザインマンホール蓋を設置した。他都市のマンホール蓋も一緒に設置されるのは全国初。設置都市でしか手に入らないカードがコレクションとしても注目されていることから、西尾さんは「蓋やカードと一緒に、かまぼこ通りの街並みを楽しんでもらえたら」と観光活性化に期待を寄せる。

 マンホールカードは本町のなりわい交流館で配布。4月28日(土)から30日(月)は午後1時〜4時、5月1日(火)以降は午前10時〜午後5時。8千枚を配布次第終了となる。

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