小田原スイミングクラブ出身の竹内大高さん(日本体育大学3年)が3月に行われた日本学生選手権大会(インカレ)の50mCMASに出場し、自己ベストとなる20秒84で初優勝した。世界学生選手権派遣記録を突破し、7月にセルビアで行われる世界選手権に50mCMASと4×50mビーフィンの2種目で日本代表として出場する=人物風土記で紹介。「ようやく自分自身のベストが出せてうれしい」と喜びを爆発させた。
フィンスイミングは足ヒレを装着して水面、水中を進む競技。竹内さんはその中でも片足ずつ2枚のフィンを装着するビーフィンに大学入学時から取り組む。
昨年は世界大会に出場し、リレー種目の4×50mビーフィンで銀メダルを獲得したほか、今年5月にも日本選手権で3位に入賞するなど好調が続く竹内さん。現在は、世界選手権に向け、大学と小田原スイミングクラブで練習に励む。「やるからには世界選手権に行かなければという気持ちでやっていた。大会までの残り期間にかけたい」。目指すは世界の頂上だ。
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