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公開日:2025.12.19
宮崎保見さん
満開の桜もう一度
2年後に思い寄せ
上草柳在住の宮崎保見(やすみ)さん(98)がこのほど、大和市に100万円を寄付した。自宅からほど近いふれあいの森に「桜を植えてほしい」と一念発起。2年後を見据えた「100歳の記念」として寄付に踏み切った。
ふれあいの森を流れる引地川沿いには木々が並び、春になると満開の桜が訪れる人を楽しませる。宮崎さんもその美しさにほれ込んだ一人だった。しかし、樹木の老化により今は伐採後の切り株があちこちに目立つ。
上草柳に暮らして半世紀を迎えた宮崎さんは、現在98歳。2年後に百寿を迎えることもあり、「その記念に満開の桜を見たい」と考えていた。
一方、市では桜の再整備の検討を進めており、これを知った宮崎さんは寄付を考えた。8日、市役所を訪れた宮崎さんに古谷田力市長から感謝状が贈られた。
市みどり公園課によると、来年2月をめどにふれあいの森に桜の木を10本植える。さらに、2026年度中にも植樹を予定しているといい、担当者は「その際に(浄財を)活用させていただければ」と話す。
健康づくりのため週5回のエアロビクスと筋力トレーニングを欠かさないという宮崎さん。「必ず満開の桜を見たい。ふれあいの森が桜の名所になってくれたら」と、その日を今から心待ちにしている。
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