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小田原・箱根・湯河原・真鶴 経済

公開日:2018.08.11

漁港もアツイ
みなとまつりに5万人

  • 食べ歩きに「とろサバ棒」

  • 真剣な表情で包丁を握る

  • 乗船イベントは満員に

 小田原みなとまつりが8月5日、小田原漁港で開催され約5万人が訪れた。35℃を超える猛暑と台風12号の影響で熱海ビーチラインが不通になっていることから、例年よりも5千〜8千人少ない来場となったが、各乗船イベントは全て満員となり、850人が楽しんだ。

 魚のつかみ取りや海の生物に触ることができるコーナーは親子連れの姿で賑わっていた。アジの開きに挑戦した細見蒼輝君(矢作小3年)は「楽しかった。家でもお母さんのお手伝いをしたい」と笑顔をみせた。

 また、小田原地魚大作戦協議会が開発する地魚棒シリーズ第1弾の「とろサバ棒」がお披露目となり、用意した200本が完売した。同会は地魚の消費促進と地域活性化を目的に、今年5月に若手水産関係者が中心となって設立。とろサバ棒は小田原の地魚で一番の漁獲量を誇るサバを香ばしく揚げた、いわば「サバのメンチカツ」だ。田川修三会長は「美味しいという声をいただけました。小田原の地魚を広めていくことにつなげていけたら」と話している。

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