小田原・箱根・湯河原・真鶴版
公開:2018年11月17日
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キックボクシングの「ビッグバン〜いせはら〜2018」が、11月4日、伊勢原市総合運動公園体育館で開催され、谷山ジム小田原道場の鈴木太尊選手(相洋高1年)が出場。プロデビュー戦となるこの試合を判定勝ち(3-0)で飾り、プロ初勝利を手にした。
「緊張はしなかった」。それもそのはず、小学生から挑み続けている鈴木選手はこれまで幾度の試合経験を有していた。だが、プロのリング棲む魔物は青年に否応なしに緊張を与えてきた。
リング上での緊張にかられながらも、年上の相手には「技術的な差は感じなかった」。1・2ラウンド(R)は、拳打をもらいながらもダメージはなく、得意の蹴りで果敢に左ももを攻め続けた。3Rは互いに疲れが出てクリンチが多くなったが、判定は圧勝。「夏にK-1甲子園で同級生に負けた。悔しくて、気持ちをぶつけました」と話す。
12月27日(木)にはプロ2戦目を既に控え、「油断はできない。KOで仕留めたい」と意気込んだ。