小田原少年少女合唱隊と、そのОB・ОGで結成されたマルベリー・チェンバークワイアによるクリスマス・チャリティコンサートが12月23日(日)、小田原市民会館大ホールで開催される。午後2時開演(1時30分開場)。クリスマスにちなんだ曲を中心に披露する。
小学生から高校生の男女で構成される同合唱隊。1963年の結成以降、国内外のコンクールで数々の最高賞を獲得しているほか、音楽大学へも多くのOB・ОGを輩出している。
メンバーは現在25人。年長者が自然と年下の面倒を見るなど団結力が強い。結成以来指導にあたる桑原妙子さんは、「努力を惜しまない子ばかり」と評し、コンサートで披露するシンデレラの音楽劇の練習中も笑い声が絶えない様子に「楽しむことを一番大事にしている」と目を細めていた。
同後援会は8月、ほうとくエネルギー(株)代表取締役社長の蓑宮武夫さんが会長に就任し、新体制が発足。少年少女合唱団として国内で3番目に長い歴史をもつ同隊を支えようと市内の企業も協力に乗り出している。
チケットは全席自由で1500円。栄町の井上楽器で販売中。問い合わせは里見さん【電話】0465・22・4783へ。