小田原・箱根・湯河原・真鶴 スポーツ
公開日:2019.01.12
福田投手、地元で活躍誓う
出身チームでプロ入り報告
北海道日本ハムファイターズにドラフト7巡目で入団した福田俊(すぐる)投手(泉中学校出身・22)が12月29日、古巣の小田原ボーイズを訪問し、チーム関係者と選手たちにプロ入りを報告した。
「久しぶりに訪れた」という市内穴部のグラウンドで、「小学校はベアーズ、中学校ではボーイズに所属してみんなと同じようにこのグラウンドで練習してきました。プロ野球選手になりたいと思って練習していけば、自ずと結果は付いてくるので頑張ってください」と挨拶。集まった選手、チーム関係者から拍手で迎えられ、サプライズで花束が贈られると笑みがこぼれた。
雲一つない快晴の中、即席のサイン会や写真撮影などを終え、グラブを手にすると、当時を懐かしみながらキャッチボールを開始。肩が温まると最後は渾身のストレートを投げ込み、締め括った。食い入るように見つめていた選手たちからは「かっこいい」「ボールが速い」と歓声が上がった。
「(プロでは)やってみないとわからないが息の長い選手になりたい」。昨年、ドラフト指名を受けた日に入団を決意した福田投手は、この日改めてその言葉を口にした。埼玉西武ライオンズの好打者で横浜創学館高の先輩である秋山翔吾選手との対戦を熱望する左腕は背番号も40に決定。「活躍して少しでも良い番号になるように」と新たな世界での挑戦に思いを込めた。
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