戻る

小田原・箱根・湯河原・真鶴 社会

公開日:2019.12.07

グッドデザイン賞に2社
暮らしを彩る若手の発想

  • 加藤市長(右から2人目)を表敬訪問した、左からHameeの椿谷勇次さん、樋口社長、薗部産業の薗部さん、薗部利弘社長

  • 薗部産業の「仁取皿シリーズ」(上)と、Hameeのはみっくベア(右)

 日本で唯一の総合的デザイン評価・推奨制度の2019年度グッドデザイン賞に、小田原市に本社を置く薗部産業株式会社の「仁取皿シリーズ」と、Hamee(ハミィ)株式会社の「はみっくベア」が受賞した。2社は11月25日、加藤憲一小田原市長を表敬訪問した。

 薗部産業は1996年度の「めいぼく椀」以来、2度目の受賞。仁取皿は、少なくとも100年前から小田原でつくり続けられている仁取盆を「伝統を進化させ、毎日の食卓がより楽しくなるアイテムになるように」と、薗部弘太郎さん(30)がデザインした。

 IT系企業として東証一部上場のHamee。はみっくベアはクマの頭をタップするだけで、簡単に音声メッセージを送受信できるIoT商品で、丸みを帯びた愛らしいデザインが特徴的だ。樋口敦士社長(42)は「人に寄り添うロボットとして、他のプロダクトを載せながら、世界観を追求したい」と展望を話した。

 若手の発想により、現代の暮らしに似合うデザインを手掛けた2社。「コラボできたら」と会話が盛り上がった。加藤市長は「ここでまた新しい世界が生まれそうですね」と声を弾ませた。

ピックアップ

すべて見る

意見広告・議会報告

すべて見る

小田原・箱根・湯河原・真鶴 ローカルニュースの新着記事

小田原・箱根・湯河原・真鶴 ローカルニュースの記事を検索

コラム

コラム一覧

求人特集

  • LINE
  • X
  • Facebook
  • youtube
  • RSS