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小田原・箱根・湯河原・真鶴 コラム

公開日:2020.06.20

〈寄稿〉小田原ゆかりのチンチン電車保存会小室刀時朗
チンチン電車と小田原
〜第2回〜

  •  昭和29年 旧市役所前付近 =箱根登山鉄道(株)提供

 登山電車は大正8年6月1日、箱根湯本-強羅間の運転を開始、昭和3年には小田原-強羅間直通電車の運転計画を推進、昭和10年10月1日に宿願であった小田原-強羅間の直通電車が運転を開始しました。



 これに伴い箱根板橋-箱根湯本間の軌道線を廃止しました。小田原-箱根板橋間についてはそのまま残し、光円寺前から箱根板橋までの連絡線を整備し、純然たる町内電車線が誕生しました。



 全線2・4Kmで昼間10分間隔で運転しました。昭和15年12月20日には市制施行により市内電車となりました。なお、写真の車両が長崎電気軌道151号となりました。



参考文献:『箱根登山鉄道のあゆみ』箱根登山鉄道(株)発行

 

郷土のいだてん 第2回

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