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小田原・箱根・湯河原・真鶴 社会

公開日:2020.08.01

ジャンボタニシを駆除
小田原養護学校生が協力

  • わなからタニシを拾い上げる生徒

  • 卵塊(左)と捕獲したジャンボタニシ

 稲の苗を食い荒らすスクミリンゴガイ(通称ジャンボタニシ)の駆除が7月28日、県と小田原養護学校大井分教室の生徒により小田原市上曽我の水田で行われた。

 生徒たちは、1週間前に設置しておいたペットボトルを使った手作りのわなを引き上げ、「臭い」「たくさん入ってる」など声をあげながら貝を回収。合計359匹を捕獲した。

 スクミリンゴガイは重点対策外来種。稲の被害は県央地域で発生していたが3年ほど前から小田原市内でも確認されるようになったという。用排水路などから生息域を広げ、上曽我から千代地区の水田約60haに被害が及んでいる。繁殖力が強く越冬も確認されている。市内農家では、わなによる捕獲や卵塊をすりつぶすなどの対応をとっているが、抜本的な対策には至っていない。

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