小田原の魅力を伝える楽曲『小田原城下町音頭』のPRを目的に、作曲を手掛けた歌手の宮路オサムさんらが10月9日、守屋輝彦市長を表敬訪問した。
音頭は、県西地域を盛り上げるYouTubeのバラエティ番組「TT兄弟のさがみの果てまで行ってみよー!」の企画内で誕生。番組の企画・出演者である田川順也さんがかねてより親交のあった宮路さんに作曲を依頼してできたものだ。
この日は、番組関係者とともに市長室を訪れ、自身が歌ったデモCDを手渡した。1960年代、小田原の宮小路界隈で流しをしていた頃のエピソードを交えながら「原点でもある小田原に恩返しを、という思いがある。ぜひ皆で歌って踊ってもらえたら」と思いを託した。
同番組では、今後楽曲を歌うちびっこ歌手・コサムを選抜し、宮路さんと揃って披露する場を設ける予定。守屋市長も「子どもたちが一緒に取り組めるのは良いですね」と期待を寄せた。宮路さんは、老若男女が楽しく歌うステージ像を「なんとも夢のある話」と述べ「いずれ全国でも歌われ、小田原を発信するよう育ててほしい」と語った。