小田原駅東口図書館 星崎像の複製を展示 3Dプリンターで製作

文化

掲載号:2021年1月16日号

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3Dプリンターで製作された星崎定五郎翁像
3Dプリンターで製作された星崎定五郎翁像

 昨年10月にミナカ小田原に開館した小田原駅東口図書館に「星崎定五郎翁像」の複製が展示されている。

 この像は、昨年3月に閉館した星崎記念館・小田原市立図書館に設置されていた銅像を、小田原市寿町に本社を置く文化堂印刷株式会社(萩野健治代表取締役社長)が3Dプリンターで複製したもの。同社では、印刷以外の新分野を開拓しようと、昨年5月にフルカラー3D樹脂プリンターを導入。国内では20台ほどしかない最新機で、リアルな色と質感の再現を可能とし、フィギュアなどの製作を行ってきた。新図書館の開館記念事業を考えていた市図書館は「最新の技術を使った3Dプリンターを扱っている企業が市内にあると知り、星崎像の複製を思いついた」という。

 複製は高さ20cm、幅16cmと実物の約3分の1の大きさ。銅像を3Dスキャナーで取り込み、色や形など補正を行いながら、何度も試作を繰り返した。完成品の印刷には約60時間を要したという。同社営業本部の小原一英さんと3D技術者の川口慎也さんは「単色だからこそごまかしがきかず、より実物に近づけるように経年劣化した色を調整した」と苦労を語った。市図書館の担当者は「思った以上に本物の質感で驚いた。来館した際により身近に見てほしい」と話している。現在は、大理石を模した台座も3Dプリンターで製作中だ。

 星崎定五郎は、市内出身でアメリカで成功した実業家。星崎氏の寄付により1959年に星崎記念館・小田原市立図書館が開館し、同年、彫刻家横田七郎さんの手により星崎氏の銅像が製作された。実物の銅像は、2021年度中に市中央図書館(かもめ)に移設する予定となっている。

3D技術者の川口さん(右)と小原さん(左)
3D技術者の川口さん(右)と小原さん(左)

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