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コロナ対策で注目の技術 窓が微細物質を分解除去 飲食店や施設で導入進む「エアープロット」
小田原・箱根・湯河原・真鶴版
公開：2021年2月27日
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昨年は小田原城天守閣でも施工を実施
新型コロナ対策として室内空調を改善させ、安心を提供しようとする店舗は多い。現在、県西地域でも「空気中のウイルス除去」を打ち出す特殊技術「エアープロット」を導入する飲食店や企業、施設が増えている。
身体に害のない塗料を窓ガラスに塗布するだけの「エアープロット」は（株）ゼンワールド(静岡県)が開発したもの。
空気中の微細な物質やウイルスを水と二酸化炭素に分解するこの技術（国土交通大臣認定）。元々は花粉症やアトピー対策として開発された技術だが、実証実験等を経てコロナ対策にも効果が期待できると、改めて注目を集めている。
お城にも施工
県西地域等でエアープロットを取扱う阿部敬三さん(オフィスＡｂｅ代表)は飲食店経営者としてその技術力を実感した一人。昨年は小田原城天守閣の施工を行うなど、公共施設からも問合せがあるという。
｢人体に害はなく、来店者回復に繋がる安心感が大きい。補助金対象にもなるので、飲食店含め多くの方にメリットを知ってもらいたい｣と阿部代表は話している。
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