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公開日:2022.04.16

少年ソフトボール
西湘が春季全国2連覇
大会史上初の快挙

  • 優勝した西湘の選手と指導者たち

 小田原市、南足柄市の少年ソフトボール選抜チーム「西湘」が、3月27日から29日に福岡県で開催された第15回春季全日本小学生男子ソフトボール大会で優勝した。春の全国制覇は昨年に続き2回目で、連覇を遂げたのは同大会史上で初の快挙だ。

 西湘は毎年小学5年生を対象にセレクションを行い、今回は8チームから18人が選抜された。昨年11月、12月の神奈川県予選で優勝し、全国への切符を手にした。

 高橋貴博監督はチームの特徴を「体は大きくないが攻撃力があり、守備も素晴らしい」と話す。決勝を含む6試合を通し、鈴木翔太君(酒匂小)と秋山櫻介君(富水小)の2人の投手と、中島龍之介君(豊川小)と小野煌世君(富水小)の2人の捕手が交代でバッテリーを担った。

 安城桜井SBC(愛知県)との決勝戦では1回表に先制され、3回表でさらに2失点を許した。高橋監督はタイムを取り、「もう1点取られていい。どんな試合でも5点以上取ってきたのだから必ずチャンスは来る」と選手たちに声を掛けた。その後、3回裏で杉崎大和君(国府津小)がライト前ヒットを打ち反撃ののろしを上げ、5回裏で同点となるタイムリーを放った。7回表ではセンターに抜けそうな当たりをショートの閏間春樹君(桜井小)が好捕。7回裏の2アウト2塁1塁の場面で青木裕聖君(早川小)が3塁線を破るサヨナラヒットを放ち、5対4で勝利した。

 主将の今野景心君(豊川小)は「一人ひとりが自分のできることを最後までやり遂げ、みんなのために動けるチーム。夏の全国大会に向け、春夏連覇を目指してさらに力を付けていきたい」と意気込みを語った。

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