小田原市内3高校の文化部に所属する生徒が、7月31日(日)〜8月4日(木)に東京都で開催される全国高等学校総合文化祭に出場する。文化部のインターハイともいわれる同大会に向けた意気込みを各校に聞いた。
小田原東高邦楽部
日本音楽部門に、小田原東高校邦楽部の3年生池田遥翔(はるか)さんと矢邉彩奈さんが出場。県合同チームの一員として、『氷花二題』と題された曲目を箏で披露する。他校の生徒と演奏を合わせる挑戦に2人は「短い期間で創り上げるのが難しい」と口を揃える。池田さんは「自分のパートに難しい箇所が多い。他校と力を合わせて本番までに直していきたい」と前向き練習に取り組む。
小田原高弦楽部
器楽・管弦楽部門に、小田原高校弦楽部の2年生8人が出場する。11月のオーディションを経て、県合同チームに選ばれた8人。顧問の渡邉萌水教諭は「皆向上心が高い。全国では、堂々と胸を張って演奏してほしい」と期待を寄せる。
相洋高和太鼓部
郷土芸能部門に相洋高校和太鼓部の3年生8人が出場する。例年に比べ少ない部員数だが、県大会では他校に劣らない迫力ある演奏で優勝にあたる教育長賞を受賞した。部長の遠藤遼人さんは「この舞台に立てる喜びを噛みしめて悔いのない演奏をしたい」と話す。