小田原・箱根・湯河原・真鶴 社会
公開日:2022.07.30
小田原市
神奈川新聞に「抗議文」
市長ゼネコン視察記事に
小田原市は7月21日、神奈川新聞に掲載された記事を巡り、同社に対し守屋輝彦市長名で抗議文を提出したことを、市のHP(ホームページ)上で明らかにした。
同日に発行された記事は、「小田原市長 選定前に業者と接触」との見出しで、小田原市立病院再整備計画の建設事業者を選定した昨年10月20日の2日前に、守屋市長、八木大二郎政策監、企画部担当部長(当時)、都市部長ら市幹部6人が都内の大手ゼネコン本社を訪問していたというもの。同ゼネコンは候補5社の中から、新病院建設事業者選定委員会(大学教授ら有識者5人、市病院事業管理者と副市長の計7人で構成)により建設事業者に選定された。記事で、守屋市長は「事業者選定に関しては、選定委員以外は全く関与していない」と回答、その一方で市幹部の「あらぬ憶測を呼びかねず不適切な行動」とのコメントも記載している。
抗議文では、「記事はあたかも不正があったような印象を与える」と指摘。事業者への訪問は市が取り組むスーパーシティ構想の「ゼロカーボン・デジタルタウン」に関連した最先端技術による高層木造建築の視察が目的で新病院建設とは全く無関係であること、記事は審査を行った委員の名誉を大きく傷つけるなどと列挙し、「到底容認できるものではない」としている。また市は今後、法的措置も視野に弁護士と協議中であることも明らかにした。
ピックアップ
意見広告・議会報告
小田原・箱根・湯河原・真鶴 ローカルニュースの新着記事
コラム
求人特集
- LINE・メール版 タウンニュース読者限定
毎月計30名様に
Amazonギフトカード
プレゼント! -

あなたの街の話題のニュースや
お得な情報などを、LINEやメールで
無料でお届けします。
通知で見逃しも防げて便利です!










