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公開日:2023.08.19

田村さん、中田さん(小田原市在住)
ドーバー海峡横断に挑戦
東京の遠泳チームで

  • 小田原スイミングクラブで練習する田村さん(左)と中田さん

 小田原市在住で小田原スイミングクラブ会員の田村里江さん(74)と中田律子さん(50)が、東京都の遠泳チーム「織姫」のメンバーとしてドーバー海峡リレー横断に挑戦する。

 イギリスとフランスの間に位置するドーバー海峡は、最狭部の幅が約34Kmあり、海流や気象条件が厳しく「遠泳のエベレスト」と言われている。チームは渡英し、8月30日(水)から9月6日(水)の間で遠泳条件が揃った日に挑戦する。

 田村さんは40代の時、ホノルルマラソンの練習後に疲労回復として水泳を始めた。2012年にドーバー海峡横断を成功しており、「ちょうど朝日が出るタイミングに泳いで気持ち良かった」と振り返った。中田さんは子どもの時に始めたスイミングを30代後半で再開し、現在はマスターズの大会にも出場している。

 2人は同クラブの会員で織姫の監督でもある小川敏雄さんとの縁で今回のメンバーに参加することになった。練習ではドーバー海峡の水温18℃前後と同じ日本の海での練習や週2回の同クラブでの練習で長時間泳ぐなど練習を積んできた。

 本番ではメンバー6人が60分交代で1人ずつ泳ぎ、10時間以上かけて横断を目指す。田村さんは「迷惑をかけないように頑張りたい」、中田さんは「とにかく切らさないように次の人につなげたい」と意気込んだ。

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