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公開日:2026.02.21

救急ワークステーション
専用救急車を公開
城北工生がデザイン担当

  • 市役所正面玄関で行われた感謝状贈呈式(右から4番目が小林さん)

    市役所正面玄関で行われた感謝状贈呈式(右から4番目が小林さん)

 小田原市消防本部は2月12日、2026年度から試行運用を開始する「救急ワークステーション」に配備する救急車を市役所正面玄関で公開した。デザインを考案した県立小田原城北工業高校1年の小林瑠菜さんに、感謝状を贈呈した。

 「救急ワークステーション」は、救急救命士の教育と救命率向上を図るための拠点。派遣型と医療機関に設置する常駐型があり、近隣では秦野市や平塚市、伊勢原市などで派遣型、藤沢市では常駐型で運用している。

 小田原市は26年5月に開院予定の新病院(市立総合医療センター)内に配置し、救急救命士が病院内で実践的な実習を実施する。また今後は状況に応じて医師が救急車に同乗して出動するなど、質の高い救急体制が期待される。

現場目線のデザイン

 試行運用にあたり、市消防本部は同ステーション専用救急車のデザインを同校のデザイン科へ依頼。304件の応募の中から全消防職員で選考を行い、小林さんのデザインを採用した。

 決め手は命を守るための高い視認性と、地域への親しみやすさの両立。色覚弱者も認識しやすい青色や、周囲の注意を強く引くオレンジ色を効果的に配置し、走行中に周囲の車が緊急車両へ道を譲る「優先意識」が高まるような工夫点が評価された。

 市消防のマスコットキャラクター「ファイヤーけしまる」も取り入れたデザインで、市民に愛される親しみやすい外観に仕上げられている。

 贈呈式で加藤憲一市長は「現場目線が色濃く反映されただけでなく、住民から愛されるデザイン。今後も次世代を担う若者の感性を地域づくりに生かしていきたい」と期待を寄せた。

 小林さんは、「周囲の目を引き、この地域をPRできるよう意識した。10案考えた中で一番しっくりきたデザインが採用されてうれしい」と喜びを語った。

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