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公開日:2024.01.01

新たな逸品で「120年目の挑戦」
石臼挽きそば粉製造 久津間製粉 株式会社

  • 稼働が始まった新工場に立つプロジェクトメンバー(右が久津間社長)

 健康志向の海外でも人気が高い和食の王道「そば」。その一方、国内では高齢化などによる店舗減少も進む。小田原市久野で創業120年を超える石臼挽きそば粉製造の老舗、久津間製粉(株)では伝統文化を守り、更なる発展を目指そうと新たな取り組みに乗り出している。

 同社が昨年からスタートさせたのが”そば店が自信をもって提供できる”高い品質にこだわった冷凍生そば製造だ。

 昨春に工場を新設し、1日約2千食分の製造体制を構築。久津間裕行社長がプロジェクトチームを組み、半年以上かけて商品を完成させた。

妥協はしない

 これまで外部企業と共同で冷凍商品を開発していたが、「自社の逸品づくり」には時間をかけた。そば粉の配合を高めるとめんは切れやすくなり、小麦粉の含有量を高めれば風味が損なわれる…。久津間社長は「プロが本気で作るからには専門店が打ったそばと同等のものでないと意味がない」と妥協なしの姿勢で、国産材料のみ使用の美味なる自社商品に仕上げた。

今後の展望も

 これまでの常識に疑問を持ち、チャレンジしてみる。そんな企業姿勢は「すべてはお客様のことを考え、和食の伝統を守ること」(久津間社長)からくるものだ。

 そば専門店などへの提供が始まった冷凍生そばは評判も上々。「食品ロス削減に貢献でき、何よりこだわりの美味を提供できる。今後は国内外の販売網の整備や、将来的には一般向けのネット販売等も考えたい」と久津間社長。同社が掲げた「創業120年目の挑戦」はまだ続いている。

久津間製粉株式会社

小田原市久野2358

TEL:0120-34-1157

https://sobako-kutsuma.com/

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