小田原・箱根・湯河原・真鶴 スポーツ
公開日:2025.07.19
小田原足柄リトルシニア
4年ぶり林和男旗杯出場
48チーム、頂点かけ熱戦
小田原足柄リトルシニアが、7月23日(水)から東北地方で開催される中学硬式野球の全国大会「林和男旗杯」に出場する。
今春の関東大会で健闘した実績などが認められ、神奈川・静岡両県の約60チームが所属する関東連盟南関東支部から出場権を獲得した。全国から48チームが参加する中、県内から出場権を得たのは3チームのみだった。
リトルシニア大会の最高峰とされる今年の日本選手権予選会では、本戦まであと2勝というところで敗退。林和男旗杯は初出場となった2021年にベスト8の記録を樹立するなどチームとしても思い入れの強い大会といい、選手らは先輩たちが打ち立てた記録を上回る成績で日本選手権の雪辱を果たそうと練習に熱が入る。
チームには、小田原市や足柄地域の中学生約30人が所属。市内久野にある専用グラウンドで、水曜日と土・日曜日に練習を行っている。キャプテンを務める今野景心さん(千代中3年)は、「1年から3年まで、まとまりがある良いチーム」と胸を張る。関東や日本選手権予選では攻めきれなかったことが反省点と振り返り、「得意のバッティングでチームを引っ張りたい」と意気込む。
松下純大さん(足柄台中3年)は、4番を任された日本選手権予選で初戦から3試合ノーヒットと苦しんだが、敗退した4試合目では最終回に1点差に迫るホームランを放つなどチーム屈指の長打力が武器だ。7月に開かれた第45回日米大学野球選手権大会に出場した松下歩叶さん(法政大)を兄に持ち、「目標とする選手なので、自分も兄のように大舞台で活躍したい」と力を込める。
チームを指揮する津川真人監督は「秋の関東では全く勝てなかったが、春の関東、日本選手権予選では結果を残せるまでに成長した」と選手らの成長を実感している。
初戦は24日、宮城県大崎市の鹿島台中央野球場で北海道連盟所属の札幌北と対戦する。津川監督は「どのチームよりも練習をこなしていることがうちの強み。まずは初戦にしっかりと勝って勢いをつけたい」と全国での躍進を誓った。
ピックアップ
意見広告・議会報告
小田原・箱根・湯河原・真鶴 ローカルニュースの新着記事
コラム
求人特集
- LINE・メール版 タウンニュース読者限定
毎月計30名様に
Amazonギフトカード
プレゼント! -

あなたの街の話題のニュースや
お得な情報などを、LINEやメールで
無料でお届けします。
通知で見逃しも防げて便利です!











