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小田原・箱根・湯河原・真鶴 経済

公開日:2025.07.26

さがみ信金
創業者の交流組織発足
勉強会など通じ伴走支援

  • 発足式であいさつする遠藤理事長

 さがみ信用金庫は7月15日、創業者への支援や交流などを目的とした「さがみ創業者の会since2025.」を発足した。勉強会や懇親会を通して、地域経済を担う中小事業者を伴走支援していく。

 創業者の会は、創業5年目までの事業者が年2回の勉強会などに参加し、事業経営の知識を学ぶほか会員同士の相互交流を深める組織。同信金の取引事業者でつくる組織は、「信和会」と「さがみ未来塾」に次いで3例目となる。

 15日におだわら市民交流センターUMECOで開かれた発足式には、創業数年の事業者など約30人が参加した。同信金の遠藤康弘理事長は、過去3年間で約180件の創業支援に携わってきた実績を強調し、「新しく創業される方のエネルギーで、県西地域の持続可能性を高めていただきたい」と期待を寄せた。

 先輩経営者によるセミナーでは、脱サラして湯河原町で豆腐・生湯葉の専門店「十二庵」を創業した浅沼宇雄さんが講師を務め、東日本大震災やコロナ禍などの逆境を乗り越えてきた自身の経営理念などについて語った。

 7月に栄町でスナックを開業した女性は、「異業種の方々から話を聞く機会は貴重。会での出会いや経験を生かしたい」と話した。

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