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小田原・箱根・湯河原・真鶴 文化

公開日:2025.08.09

なりわい交流館
まち歩きで歴史散策
リニューアルで新事業

  • ガイド(右)の説明を聞く参加者ら

 「小田原宿なりわい交流館」(小田原市本町)が耐震改修工事を終え、8月1日にリニューアルオープンした。これまでの休憩処や市民活動の場といった役割に加え、新たにガイドスタッフによるまち歩きツアーを開始。観光拠点としての役割も担っていく。

 1日から3日まではリニューアルを記念し、「東海道小田原宿まち歩きツアー」と題した無料イベントを実施した。午前と午後の2部制で、交流館周辺の寺社や史跡、商店などを40分ほどかけて巡った。

 1日の午後は5人ほどが参加し、NPO法人小田原ガイド協会のスタッフが松原神社や籠淸本店、御幸の浜プールなどを案内。参加者は、北条氏が敷設した日本最古の上水道として知られる「小田原用水」の歴史について説明を受けたほか、徳川家康と縁由のある無量寺では本堂に祭られた家康の夫婦像なども見学した。

 横浜市から友人と訪れた60代の女性は、「小田原には何度も来たことがあるが、このようなツアーに参加したのは始めて。知らないことばかりで勉強になる」と話していた。

 通常のまち歩きツアーの参加費は1回500円で、午後1時30分から毎日実施する。予約不要。

 問い合わせは同館【電話】0465・20・0515。

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