小田原・箱根・湯河原・真鶴 スポーツ
公開日:2025.09.27
相洋中女子ソフトテニス部
全部員が全国の舞台踏む
相洋中学校の女子ソフトテニス部が、熊本県で今夏に行われた全国中学校ソフトテニス大会に個人と団体で出場した。ともに初戦敗退という結果に終わったが、1年生から2年生までの部員6人全員が全国のコートを踏むなど、強豪校への成長に向け、実力を着々と磨いている。
個人戦には1年生ペアの水上智永里さん、後藤嘉心さんが出場。県大会で優勝、関東大会で9位に入り全国の出場権を獲得した。2人は「全国の舞台で緊張感もあった」と振り返り、「細かい技術や基本を極めたい」(水上さん)、「チャンスボールを決めきれないことが多かった。しっかりと振り切ることが大切だと感じた」(後藤さん)と課題を克服して高みを目指す。
県大会を優勝で飾ったチーム団体は、全国の切符をかけて臨んだ関東大会の3回戦で昭和学院(千葉県)との激しい3番勝負を制した。
迎えた全国では近畿代表校に2対1で敗戦。メンバーの三枝由空さん(1年)は「関東で出せた力を発揮できなかった」と悔やみ、関野琴梨さん(同)も「全国のレベルは高かった。もっと足を動かしてペアの選手と声を掛け合っていきたい」と前を向く。
同校は相洋高校のソフトテニス部と合同で練習しており、矢田恵愛さん(2年)は「練習環境に恵まれていると感じる」と話し、全国大会で上位入賞を目指したいと意気込んだ。
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