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小田原・箱根・湯河原・真鶴 社会

公開日:2025.10.18

真鶴の記憶 地図に復元
地元団体が古写真分析

  • 作業を進める参加者ら

 真鶴町で撮影された古い写真を、場所を特定しグーグルマップ上にマッピングする活動が、今年の夏から行われている。

 この活動は、昨年12月に設立された団体「Code for Manazuru」が行っている。IT技術を活用し、子どもや若者を対象とした地域課題の解決を目的に活動しており、20代から50代までの11人が所属している。マッピング作業は、若い世代に真鶴の過去の姿を見てほしいとの思いから進められてる。

 マッピングの対象は町内在住者が所有していた、大正時代から昭和時代にかけて撮影された約600枚の貴重な写真。建物や人物、祭りの様子など、写っている対象は多岐にわたる。

 10月8日に行われた作業では、写真に写る山並みや道、風景の特徴から撮影場所を予測し、緯度・経度を特定してマッピングを進めていった。さらに、地域に長く住む住民からの聞き取りも実施。地点の特定を進めながら、昔の真鶴の貴重な話を聞いた。

 同団体は今後について、「まだ始めたばかりだが、展示会の開催など、一般に公開できるようにしたい」と話している。

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