小田原・箱根・湯河原・真鶴 教育
公開日:2025.12.20
パラ競技通じて心を育む
真鶴中で車いすバスケ教室
真鶴町立真鶴中学校の1年生が12月3日、車いすバスケットボールを体験した。同町内の小中学校では、地域企業が協賛し、パラスポーツを通じて障害への理解や共生社会について学ぶパラスポーツ体験学習が行われている。
この日は全国の小中学校で出張授業を行っている日本車いすバスケットボールアカデミーの代表理事で、同競技の選手でもある熊谷昌飛さんが来校。生徒は競技用車いすへの乗車体験や競走、試合をにぎやかに行った。
熊谷さんは「中学生でも車いすに乗ってのシュートはなかなか難しそうでした。生徒が果敢にシュートに挑戦していて、笑顔で車いすバスケットボールを体験してくれていたのが印象的でした」と実技体験を振り返った。
体験後、生徒が「障害のある人に関わる時にどのような手助けが必要か」といった質問をする場面もあり、熊谷さんが相手はその時に何を必要としているのかを理解し、手伝えることがあるかコミュニケーションをとることの重要性を伝えていた。
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