小田原・箱根・湯河原・真鶴 経済
公開日:2025.12.20
減塩メニュー「食べ歩き」
小田原市がグルメマップ
塩分控えめメニューで健康に―。小田原市は市内飲食店と協力し、適塩や野菜をふんだんに使った料理を紹介する食べ歩きマップを作成した。
市の調査では、市民の塩分摂取量は1日平均11・1gで、市の健康増進計画で定める目標値より3・1g多いという。塩分の過剰摂取はさまざまな疾患につながることから、市では飲食店に塩分を控えたメニューの考案を依頼。「健康おだわらイイ塩梅(あんべえ)」というキャッチコピーで、2018年度からマップを作成している。
マップでは、「減塩豆腐かつ煮定食」「里芋グラタン」「減塩ひもの」など食塩の使用を1品1・5g以下(1献立3・5g以下)に抑えたメニューをはじめ、野菜の使用量が1品70g以上などの基準を満たした料理を提供する店舗を紹介。食品ロス削減に取り組む「食べきり協力店」を合わせて計36店舗が掲載されている。
実施期間は来年11月30日まで。協力店のメニューを撮影してインスタグラムで紹介すると、抽選で賞品が当たる企画も行っている。
マップは市ホームページ(「健康小田原イイ塩梅」で検索)から見ることができる。問い合わせは市健康づくり課【電話】0465・47・4723。
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