地方創生の交付金を活用して町内で国際化の機運を高めようと、松田町が昨年9月から全7回の勉強会を開催している。
1月30日に役場で開いた第5回の講義には20代から70代の男女40人が参加。2004年に国内で初めて古民家のゲストハウスを開業し、外国人観光客から根強い支持を得ている古民家宿「空音遊」のオーナー保坂行徳さん(42)を招いた。
千葉県出身で会社員から青年海外協力隊員として活動していたアフリカから帰国後、徳島県三好市の山間地、祖谷に移住した保坂さんは築100年の古民家を購入してゲストハウスを開業。「楽しむこと」を成功の極意と考える、実業家としての理念などを説いた。
勉強会第6回は2月19日(月)、最終回は3月17日(土)。在住外国人によるイベントや松田町の国際交流事業を考えるワークショップで勉強会を締めくくり、組織化につなげる考え。
町は、国際化により地域の活性化や「世界に羽ばたき活躍するグローバルな人材を育成したい」としている。2月11日(日)には英会話講座も開く。問い合わせは政策推進課【電話】0465・83・1222へ。
足柄版のローカルニュース最新6件
|
|
催しいっぱいセンター祭り4月20日 |
|
|
|