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足柄 コラム

公開日:2018.12.22

あしがら写中
Vol.49

 県議の強制合区について▽来春は統一地方選挙がある。本紙足柄版発行エリアでは南足柄市長選、同市議選、開成町長選と同町議選、山北町議選がある。その前の県議選では南足柄市選挙区(定数1)と足柄上選挙区(定数1)が強制合区され定数が1になる▽県議の主戦場は県庁だが、小田原市や開成町の出先機関と連携して県政の一翼も担い、事業を地元本位の健全な方向へと導く役割もある。その担い手が1人減るのは圏域にとって痛手だ▽来春の県議選では足柄上地区のほか横浜市港南区の議席が1減される一方、川崎市川崎区と高津区がそれぞれ2から3に増える。人口や票格差により数合わせの措置が必要だとはいえ、普段から解せない気がしている▽県議会の定数は105。横浜、川崎、相模原の政令3市の議員は6割以上の65人いるが県西地域2市8町には合わせて5人の県議しかいなしかいない。さらにこれが来春以降4人になる。県西地域2市8町の総面積は県全体の約27%を占める。県行政の格差を招かないことを願いたい。

 

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