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公開日:2023.02.04

松田町
利用者数が増加中
町のクライミング施設

  • 町生涯学習センター大ホール内の人工壁

 松田町が2017年度に町生涯学習センターに設置したスポーツクライミング施設の年間延べ利用者数が近年急増している。ただ、地域の児童以外の利用は少なく、町は幅広い年齢層で利用者を増やしたい考え。

  ◇  ◇  ◇

 町が文化とスポーツの複合拠点施設化に向け、同センターの大ホール内と屋外に設置したクライミング用の人工壁。町によると、年間の延べ利用者数は18年度が93人ほど、19年度が116人、20年度が284人と低調が続いていた。

 そうした中、21年度には大学生によるクライミング大会が同会場で開催されたほか、町が町内の小学生向けに開いているボルダリング教室を2クラスに拡大。その結果、21年度の延べ利用者は1037人と急増した。

 また昨年からは「まつだチャレンジカップ」と題し、町内外の児童向けにスポーツクライミングの大会を開催。今年2月19日に開催する第2回大会には1月29日現在、昨年の参加者59人を上回る71人が応募している。

 ただ、平時の利用者の大半が同教室の参加者。幅広い年齢層での利用は伸び悩んでおり、町の担当者は「スポーツクライミング施設があまり認知されていないのでは」と話す。

 そこで町は現在スポーツコミッションの3月末までの設立を推進。スポーツツーリズムの促進などを図り、大会誘致や町内施設の認知拡大にもつなげたいとしている。

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