ロシアの軍事侵攻によりウクライナから避難してきた2人が8月2日、南足柄市文化会館で行われた「ウクライナ国立バレエ」の公演に招待され、祖国の舞台芸術を楽しんだ。
招待したのは、県西の地域連携DMO(一社)かながわ西観光コンベンション・ビューロー(CV)。同CVのメンバーでもある同文化会館スタッフが会合でバレエ公演の情報を共有したところ、「県西地域に避難している人がいるなら招待しよう」という声が上ったもの。
当日は、小田原市在住のプリホチコ・ダリヤさん(26)とヤロシェンコ・ダリヤさん(31)が小田原駅から大雄山線に乗って来場。同路線を運行する伊豆箱根鉄道からも、往復の切符と大雄山線オリジナルグッズが贈られた。
もともと歌劇やバレエが好きだというヤロシェンコさんは「懐かしい感じがする」、プリホチコさんは「バレエはもちろんだが、ウクライナ人を見られるのがうれしい」と笑顔で話していた。
同CVの古川達高代表理事は「ウクライナは大変な状況ですが、ひと時でも故郷を感じていただければ。今後も県西の仲間として、できることは応援させていただきたい」と話した。
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