現松田町長の本山博幸氏(55)が6月11日に会見し、任期満了に伴い9月7日(日)に投開票される松田町長選挙に4期目を目指し出馬する考えを明らかにした。同町長選挙に立候補を表明したのは元富士フイルム社員の坂田純氏に続き2人目。
(6月18日起稿)
本山氏は佐賀県出身。2013年に初当選し、現在3期目。初当選時に自身の町長任期を3期12年までとする多選自粛条例を制定していた。しかし今春、町民有志が署名を集め、条例廃止を求める直接請求を町に提出。5月の町議会で廃止議案が可決されていた。
会見の席で本山氏は「重い公約で、投票してくれた人には裏切ったかたちにはなるが、それだけではない所でしっかりと恩返しをしたい」と説明。新松田駅周辺整備などやり残した事業がある点に触れ、「バトンを渡せる状態ではないため、責任を持って事業を完結させるためにも出馬を決断した」と話した。
また、今後の町政運営に「子ども・子育て世代に選ばれるまちづくり」をスローガンにあげ、末広がりとして、8つの事業を中心に進めていくことを提言した。中でも、物価高騰対策を最優先課題に挙げ、8つの無償化の継続を軸とした子育て支援、寄地区の活性化、高齢者福祉支援、ふるさと納税を活用した税収増などに取り組んでいくと話していた。
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