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足柄 教育

公開日:2025.06.28

市長と中学生が意見交換
「発展の余地はある」

 南足柄市は、若い世代の意見を市政に反映させる中学生会議「市長と話そう!まちづくり」=写真を6月19日、市役所で開催した。初の試み。

 会議には南足柄中学校生徒会役員7人が出席。全校生徒を対象にしたアンケート結果を基にプレゼンテーションを行った。市の良いところとして豊かな自然、地域住民の温かい関わり、ほどよい田舎などを掲げ、一方、足りないところを中高生の遊び場、施設の老朽化による公共サービス、交通の便などを提言した。その後、市長や市職員らと活発な意見交換が行われた。

 生徒からは「まだ発展の余地があると感じた」、「補助金制度など子育て支援や移住促進の取り組みを知り、考え方が変わった」、「観光客増加のためには交通の便の見直しが必要」といった意見や要望が出された。

 また将来、市に住む可能性についても話し合われ、「働くのは都会になるが、住むなら水がきれいで自然も多い南足柄」、「確率は半々。魅力は知っているが、経験のために一度市を出る必要がある」などリアルな声が届けられた。

 毎年1回、市内中学校1校を対象に事業を継続する。市の担当者は「会議で交わされた貴重な意見は今後の市政運営の参考としたい」と話した。

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