足柄 社会
公開日:2025.09.13
足柄交通安全協会
来年3月で窓口閉鎖・解散
警察手数料のキャッシュレス化などで活動の財源確保が困難になり、年度始めから今後の運営方法について検討していた足柄交通安全協会(松田町松田庶子、倉橋光男会長)が9月4日、大井町生涯学習センターで会合を開き、2026年3月31日をもって窓口を閉鎖し、解散することを正式に発表した。
同協会は1948年4月に創設され、足柄上地域1市5町の地域交通安全と事故防止に向けた啓発キャンペーンや免許更新関連業務などを行ってきた。これまでの収入の柱は運転免許の更新に必要な証紙販売と会員による会費だった。しかし今年3月の警察手数料のキャッシュレス化に伴い、協会へ証紙を購入に訪れる人がなくなり、同時に会員加入を呼び掛ける機会もなくなったことで財源確保の見通しがつかなくなっていた。
会の冒頭、地区の役員らを前に挨拶に立った倉橋会長は「8月の顧問・正副会長会議で慎重に協議をした結果、解散することになった」と説明。「長年活動してきた団体だが、事業縮小や効率化を図っても、資金面で運営継続が困難と判断した」と苦渋の決断をにじませた。
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