足柄 社会
公開日:2025.10.11
松田町
寄の夜間バス増便を検証
開始2カ月の状況は
松田町は8月から、富士急モビリティが運行する新松田駅〜寄行きのバス路線の夜間増便の実証運行を行っている。
町によると、開始から2カ月の合計利用人数は新松田駅発〜寄行きが59人で1便平均1・4人、寄〜新松田駅行きは8人で平均0・2人にとどまっている。町は現在の利用データについて「想定してた利用人数とおおよそ近い」と説明する。また、バス利用者とグラウンド利用者を直接結びつけるデータは取っていないというが、「寄〜新松田駅の利用者が主にグラウンド利用者に当たる」と分析する。
実証運行は国交省の交通空白解消緊急対策事業補助金(250万円)を活用。町の目的は減便が続く同バス路線の夜間の利用実態の把握と、今年1月に人工芝化された寄みやまグラウンドの夜間の利用促進に資するかどうかの検証だ。増便は土日祝限定で、新松田駅発午後7時55分、8時45分と、寄発8時25分、9時15分の4便。
路線の減便進む
現在、同路線は減便が進み、便数は10年前の約半分になっている。直近では2020年に土日の最終便、24年に平日の最終便が減便となり、現在も平日や土日の夕方帯で、さらなる見直しが検討されているという。
町は「実証運行を通して、需要の有無を確認していき、地域のニーズに沿った運行体制を検討していきたい」と話している。検証は来年1月まで行われる。
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