ホタル舞い始める 箱根湯本や湯河原万葉公園など
下郡でホタルが舞い始め、箱根湯本や湯河原の温泉場では観光客が浴衣で幻想的な光を楽しんでいる。 箱根湯本・あじさい橋近くの「ほたる公園」では夜7時頃の日没からホタルが明滅、7日夜は河川敷一帯の茂みに数十頭が舞っていた。「ホタル愛護会」の田中康久さんによると、光っているのはゲンジホタルで雨上がりの風のない夜に増えるという。湯河原の万葉公園内では「ほたるの宴」が開催されており、6日夜は独歩の湯手前で10頭程度が光っていた。観光協会関係者によると、まだ今シーズンは舞い始めで、これから1週間ほどで観光会館前でも鑑賞が楽しめるほどに増える見込み。来場者の多くがカメラを持参しているが、ホタルの光は微弱で三脚持参でも撮影は困難。フラッシュはホタルの生態に影響するため禁止されている。