箱根・湯河原・真鶴版 掲載号:2012年5月25日号
  • googleplus
  • LINE

真鶴町で始まる「わくわく!元気塾」の講師 伊藤 謙治さん 真鶴町在住 37歳

衣装を脱ぎ、トレーナーの道へ

 ○…鮮やかなオレンジのポロシャツ、健康の2文字を象徴するような精悍な顔が頼もしい。来月6日から真鶴町岩地区で高齢者向けのフィットネス講座を担当することになった。真鶴中学校時代は生徒会役員、東京都立大に進学後はヨーロッパ中世史を専攻し、教員免許も取った。そして選んだ進路は「俳優」―演劇の舞台に魅せられて劇場へ通い、養成スクールへ。25歳で芸能事務所に入り、脇役が多かったもののいくつかのVシネマに出演。首都圏の某有名テーマパークでもダンサーとして出演し、観客を楽しませた。消えない笑窪が、芸能の世界をひた走った当時を物語る。

 ○…27歳の時にフィットネスクラブで働き始めた。役者の卵として、がむしゃらに続けていた肉体訓練には疑問も感じていた頃で、スポーツ医学に則ったトレーニング法に気付かされたという。自身の経験も生かしながらスポーツ選手や芸能人の体づくりにも携わり、次第にこの世界に引き込まれていった。4年前にトレーナーとしての舞台を海外に求め、青年海外協力隊員として西アフリカ・セネガルへ渡航。小さな砂漠の町のトレーニング指導者として赴任し、部族語を習得して指導にあたった。「倉庫みたいな家で、水道も通っていなかった」。無いものばかりの環境で奮闘し、約1年の任期を全うしタフさに磨きをかけた。

 ○…現在は17年ぶりに戻った故郷真鶴を拠点にしている。「当たり前の動作をいつまでも当たり前にできるように」という目標は奥深い。歩く動作ひとつでも全体重が片足に載る運動の繰り返しで、こつこつ続ける運動が肝心だ。しかし大変なだけでは続かない。参加者が楽しみながら元気になる。この塾のネーミングに、かつての役者魂も熱を帯びていることだろう。「中高齢者といえば人生経験豊富な方ばかり。教えてもらう事が沢山あるでしょうね」。誰よりも開講を待ち望んでいる様子だった。
 

箱根・湯河原・真鶴版の人物風土記最新6件

菊原 慶太さん

真鶴町商工会青年部の部長になった

菊原 慶太さん

5月25日号

鈴木 公子さん

5月12日の真鶴豊漁豊作祭で舞う「焼亡の舞保存会」会長を務める

鈴木 公子さん

5月11日号

川瀬 良幸さん

4月1日付けで神奈川県県西地域県政総合センターの所長に就任した

川瀬 良幸さん

4月20日号

大貫 誠さん

幅20mの大型ステンドグラス作品の制作に携わった

大貫 誠さん

4月6日号

阿部 剛さん

テレビ番組や地域イベントなどに出演する

阿部 剛さん

3月9日号

森 隆信さん

瀬戸酒造の自家醸造を復活させた

森 隆信さん

3月2日号

箱根・湯河原・真鶴版の関連リンク

あっとほーむデスク

箱根・湯河原・真鶴版のあっとほーむデスク一覧へ

最近よく読まれている記事

バックナンバー最新号:2018年5月25日号

お問い合わせ

外部リンク