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箱根・湯河原・真鶴

公開日:2012.07.20

旧仙石原中活用案に
「スポーツクラブ」「合宿施設」

 4年前に閉校した旧仙石原中学校を、スポーツクラブや合宿運営事業に活用する構想が明らかになった。 通信制大学などを運営する学校法人国際学園(星槎グループ)の提案で、校舎は星槎大学の本部機能や宿泊施設として改修するほか、グラウンドを人工芝仕様に大改修、サッカーコートとフットサルコート各2面を整備。またクラブハウスや観客席などを新設。賃料は年額977万円、1年後の運営開始を目指す。国際学園は県が公募していた小田原城横の城山トンネルや生命の星地球博物館内シアターのネーミングライツ(命名権)パートナーでもあり、それぞれ「星槎城山トンネル」「SEISAミュージアムシアター」として運営されている。



 町では2月に中学校の活用案の募集を開始。星槎グループの案のほか、博物館関連施設、芸術関連施設、大学の箱根キャンパスの設置、ペット関連施設など計5案が寄せられ、大学教授や地域関係者を交えた選定委員会が審査していた。町では今後同グループと契約に向けた交渉を行う。

 

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