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箱根・湯河原・真鶴 トップニュース

公開日:2012.10.19

湯河原出身の小澤社長 故郷に貢献
コーヒーのM.M.C 救急車贈る

  • 小澤社長(左)と冨田町長(右)。同社は55年前に創業、全国に数十カ所の拠点を擁しコーヒー製造や開発、コーヒー店運営などを手掛ける。小澤氏は12年前社長に就任した。

 「M・M・C」のロゴマークで知られる三本コーヒー(株)(本社・横浜市)の寄付金1900万円で、湯河原に新しい救急車が配備された。同社は8月に横浜市に救急車一台分の寄付金を贈っており、今回で2台目になる。小澤由雄社長(64)は、湯河原出身で吉浜小、湯河原中のOB。故郷への社会貢献を考えていた時に、友人の向笠茂幸県議から町内の高齢化などについて聞き、町への寄付を思い立ったという。現在町消防署は救急車4台体制で、1日7〜8回ほど出動している。寄贈式で冨田幸宏町長は「湯河原は観光地で出動も多い。財政の厳しい折で車両の更新について苦慮していた。しっかり町民にも伝えたい」と感謝を述べた。

 

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