城山学園、絶景の地へ 湯河原町鍛冶屋に新園舎
湯河原の児童養護施設、城山学園(村岡薫施設長)が、23日に現在の城堀から鍛冶屋の新施設に移転する。ほぼ完成している新しい建物は、鉄筋コンクリート2〜3階建て、1人部屋28室、2人部屋7室の児童居住スペースのほか、食堂や宿直室が設けられている。建物は南向きで中庭から海に向かって切り開いたように開口部があり、相模湾の絶景が覗いている。同学園は1951年にキリスト教の精神をもとに「財団法人城山ホーム」として創設。現在は1971年に建設された園舎に、2歳〜18歳の子ども約50人と約30名の職員が暮らしている。