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箱根・湯河原・真鶴

公開日:2013.05.03

扇を焚いて心新たに
熱海の芸妓が法要

  • 芸妓たちが一人ずつ扇や茶せん、三味線の糸などを火にかけた

 熱海の芸妓が4月19日、日蓮宗大乗寺(上宿町)で古い扇などを焚いて供養した。法要は今年で22回目。同寺は熱海花柳界の始祖ともいわれる故・坂東三代吉さんの菩提寺。熱海芸妓置屋連合組合などが建立した「撥扇塚」の前で、40人の芸妓たちが代わるがわる扇や三味線の糸などを器に盛り、稽古をともにした品々に手を合わせた。芸妓の一人・きり花さんは「感謝とともに新たな気持ちで頑張りたい」と話していた。

 

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