地元ゆたぽん秋の陣
「ゆるキャラグランプリ」出馬

冨田町長と名乗りを上げる５体
この夏、隣の熱海温泉ホテル旅館協同組合から「あつお」がデビューし、イベント出演を続けている。あつおは社員旅行で訪れた熱海に魅せられ、妖精になって住みついた設定。隣は斎藤市長

　湯河原のキャラ・ゆたぽんファイブが９月17日からネット上で投票が始まる「ゆるキャラグランプリ２０１３」に出馬表明した。このイベントは昨年全国から８００体以上が参加、今治市の「バリィさん」や熊本県の「くまモン」がグランプリを獲得している。

　ゆたぽんは先月のやっさまつりで着ぐるみデビュー。すでに地元企業がクリアファイルやポロシャツを作るなど町内の知名度はあり、街のパン屋には”ゆたぽん形”パンが並ぶほど。町秘書広報室は「イベントを通じて投票を呼びかけたい。町外へのアピールはこれから」と意気込んでいる。他の地域のマスコットが単体やペアという中で、ゆたぽんは５体、というのも強みだ。着ぐるみデビューからは精力的に動き始めている。先月20日には東京・永田町での報道関係行事に出席し千葉県の「チーバくん」と交流した。今月も15日に東京ビックサイトで開かれるＪＡＴＡの「旅博」に出張予定。28・29日は横浜赤レンガ倉庫での「ゆるキャラグルメフェスティバル」のステージに登り、湯河原の魅力をＰＲする。