勝俣組もうすぐ「創立100周年」 箱根の観光支える裏方・記念祝賀会を開催
勝俣組(本社・箱根町宮城野)が、来年4月に100周年を迎えることになり、記念祝賀会が7日に箱根ホテル小涌園で開催された。同社は大正3年に創業し、強羅公園の造成工事をはじめ、道路や砂防施設の整備・建築土木など箱根観光の基盤となる公共工事を数多く担当してきた。冬は国道1号線などの除雪作業に社をあげて協力するなど地元では「縁の下の力持ち」的存在。集まった社員や家族、協力会員150人が約1世紀にわたる歴史に思いを寄せた。勝俣徳彦社長は「勝俣組を築き上げてくれた4代の社長に、また地域の皆様、お取引先の皆様に感謝したい。我々には箱根や県西のインフラを守る責任があり、その自覚を新たにしました」とコメント。100周年を機に、社会貢献事業も検討しているという。