箱根・湯河原・真鶴版 掲載号:2014年3月21日号 エリアトップへ

真鶴漁協 10年ぶり新定置網、水揚好調 単価高い魚取り込む

掲載号:2014年3月21日号

  • LINE
  • hatena
真鶴港に並ぶ定置網の一部。昨年11月から3カ月ほどかけて漁船の乗組員たちが半島東側に設置した。魚を囲む網は長さ400mに及ぶ
真鶴港に並ぶ定置網の一部。昨年11月から3カ月ほどかけて漁船の乗組員たちが半島東側に設置した。魚を囲む網は長さ400mに及ぶ

 真鶴半島沖にある6基の定置網のうち、最も大きい真鶴漁協(組合員40人)の定置網が2月末に新しくなった。網の場所を変えたところ、昨年より単価の高い魚が入るようになり、水揚げは例年になく好調という。

 新たに設置された網は、従来よりも魚を囲い込んでおく「箱網」が広く、深いのが特長。場所は琴ヶ浜近くの海上で、漁協が最もこだわったのが、その水深だ。昔の定置網ではアジやイカ、マグロなど比較的単価の高い魚が獲れていたが、平成15年の台風で破損。設置場所をやや浅く変えたところ、今度はゴマサバや片口イワシなど単価の安い魚が漁獲の8割を占めるようになった。今回新しい網を、ほぼ昔の位置(水深75m)に戻すことで、再び単価の高い魚を取り込めるようになったほか、台風の教訓を生かして大きな網目を組み合わせ、うねりのダメージも受けにくくなっている。

 また漁協では網の新調にあわせて燃料効率の良い新漁船「あしがら」(全長25m・15トン)も導入。網と船の新調費用約5億円は、水産庁の補助制度を活用して工面した。

 漁協によると位置が変わったせいか、高級魚のほか、ブリの漁獲が増え、3月の水揚げ(金額)は半月で前年の倍程度に達したという。漁協職員は「今考えうる中では最高の定置網。4月から漁獲が増えるシーズンだが、逃していた魚を獲っていきたい」話していた。

箱根・湯河原・真鶴版のトップニュース最新6

宇宙に輝く「勝俣隆」

宇宙に輝く「勝俣隆」 社会

箱根出身・功績たたえ小惑星に命名

5月1日号

蘇るか彫刻の祭典

真鶴町

蘇るか彫刻の祭典 文化

来年の五輪に合わせ、今秋にも公開制作

5月1日号

創始者が一万円札に

創始者が一万円札に 文化

箱根温泉供給(株)のルーツ「耕牧舎」創立

4月19日号

漫画でわかる土肥実平

漫画でわかる土肥実平 文化

 武者行列で初配布

4月19日号

湯河原の由来も万葉集

湯河原の由来も万葉集 文化

「令和」に驚きと期待

4月5日号

「あかり」大槌町に出張

湯河原明店街マスコット

「あかり」大槌町に出張 文化

復興中の末広町商店会と交流

4月5日号

あっとほーむデスク

  • 5月1日0:00更新

  • 4月19日0:00更新

  • 1月25日0:00更新

箱根・湯河原・真鶴版のあっとほーむデスク一覧へ

最近よく読まれている記事

バックナンバー最新号:2019年5月1日号

お問い合わせ

外部リンク