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公開日:2014.11.21
箱中出身秋季都大会で東海大菅生が優勝
勝俣君 センバツ確実
箱根中学校出身の勝俣 翔貴君(東海大菅生高2年)が今月9日の秋季東京都高校野球大会の決勝で完投、チームは18年ぶり2度目の優勝を飾った。秋季都大会での優勝校は例年春のセンバツに選ばれており、東海大菅生の出場はほぼ確実。
勝俣君は宮城野出身で箱根の森小、箱根中の卒業生。箱根フリッパーズや小田原足柄シニアを経て東海大菅生高に入学、現在は寮で暮らしている。夏の大会では西東京大会の決勝で敗れ、甲子園を逃した。今大会では準決勝から2日間連続で投げ、決勝は3対2で二松学舎大附高を下した。
15日からは秋の日本一を決める神宮大会に進み、静岡高と対戦。同点から逆転Vにつなぐソロホームランの瞬間、報道カメラのシャッター音が鳴り響いた。日刊紙は投げても打っても結果を出す活躍ぶりに加え、プロ球団の熱視線も伝えている。
同校の打順は勝俣君が3番、その後ろに控えている江藤勇治君(2年)も同じ県西、小田原の酒匂中出身だ。「背後に安心感があるから、何でも思い切った事ができるんです」と笑顔を見せた。球種はストレートとスライダーが中心だが小声で「色々試したい」。来春はまた進化した姿が見られそうだ。
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