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伊勢神宮の古材で鳥居 報徳二宮神社

文化

公開:2015年1月30日

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境内に展示されている古材
境内に展示されている古材

 報徳二宮神社(草山明久宮司)に今春、伊勢神宮から譲り受けた古材を利用して新たな鳥居が建立される。同神社はこの機会に日本の文化について親しんでもらおうと、製作にあたって市民の参加も呼び掛けている。鳥居の新設は、昨年に創建から満120年を迎えた記念事業の一環として行うもの。これに際して、一昨年に伊勢神宮で執り行われた式年遷宮の古材を活用しようと、譲与を申し入れていた。小田原城址口に新設される鳥居は、高さ4・2m、幅5・6m。製作には小田原地区木材業協同組合や小田原林青会、地元の大工らがあたり、4月上旬頃の完成を予定している。また、多くの人に神社や木の文化に親しんでもらう機会にしようと、同神社は「みんなの鳥居プロジェクト」を企画。2月下旬まで境内に古材を展示するほか、鉋がけなどの作業に参加する市民も募っている。草山宮司は、「神社と木の文化は昔から深い関係がある。小田原や足柄は、昔から寄木や木工業が盛んな地域。かつて二宮尊徳翁が『徳』という言葉を使ってその土地の長所を引き出したように、この事業を郷土の良さを再認識してもらう機会にしてほしい」と話している。製作作業は1月18日、25日、2月15日、22日の日曜日に開催。小学生以上が対象で、所要時間は各回約2時間半。作業内容は開催日により異なる。参加費は各回千円(奉納札付き)。要事前予約。

 申込み、問合せは報徳二宮神社【電話】0465・22・2250。

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