箱根・湯河原・真鶴版 掲載号:2015年6月12日号 エリアトップへ

店主は元・小学校の先生 コミュニティ駄菓子屋誕生

文化

掲載号:2015年6月12日号

  • LINE
  • hatena
店番中の久保田さん 元飲食店だった場所を借りた
店番中の久保田さん 元飲食店だった場所を借りた

 一見どこにでもありそうな飲食店の玄関を開けると、座敷で子供たちが算数ドリルを解いている。内部に所狭しと並んでいるのは、酢イカやラムネ、飴玉。湯河原に先月17日にオープンした「はな」は地域でも数少なくなった駄菓子屋だ。

 「20円、70円と50円、合わせていくらかな?」店主の久保田恵さん(37)は、お菓子の代金を受け取る時はこう応じる。店番の最中も宿題に頭を抱える子を見つけると、放っておけない。13年ほど前には小田原の小学校の教員として働いた経験があり、3月までは町教育委員会でスクールソーシャルワークサポーターとして非常勤で働いていた。

人と人をつなぐ場所に

 久保田さんが目標としている店主像は、話しかけられる一人の大人としての存在。「先生や親にも相談できない事も、打ち明けられる相手になりたい」。都内や静岡には駄菓子屋がコミュニティスペースとして運営されている事例もあり、こうした店を見学。これまで平塚市の駄菓子店で店番に立ち、品揃えや仕入れのコツを学んだ。

 飲食店だった場所を借り、店名は大好きな祖母の名前に決定。戸塚から通い、週3日ほど開けている。オープンして1ヶ月も経たないが、小学生だけでなく中学生にも親しまれており、車に乗ってやってくる子もいる。今後は月3回ほど「寺子屋」を復活させる構想も。勉強を教えあう子供たちを見ながら「情報がキャッチできる場所、人と人とつなぐ場所にしたい」と話した。問合せ・久保田さん【電話】090・7228・7484

箱根・湯河原・真鶴版のトップニュース最新6

宇宙に輝く「勝俣隆」

宇宙に輝く「勝俣隆」 社会

箱根出身・功績たたえ小惑星に命名

5月1日号

蘇るか彫刻の祭典

真鶴町

蘇るか彫刻の祭典 文化

来年の五輪に合わせ、今秋にも公開制作

5月1日号

創始者が一万円札に

創始者が一万円札に 文化

箱根温泉供給(株)のルーツ「耕牧舎」創立

4月19日号

漫画でわかる土肥実平

漫画でわかる土肥実平 文化

 武者行列で初配布

4月19日号

湯河原の由来も万葉集

湯河原の由来も万葉集 文化

「令和」に驚きと期待

4月5日号

「あかり」大槌町に出張

湯河原明店街マスコット

「あかり」大槌町に出張 文化

復興中の末広町商店会と交流

4月5日号

吉浜交番が連絡所に

吉浜交番が連絡所に 社会

 署員の安全など考慮 4月に変更

3月22日号

あっとほーむデスク

  • 5月1日0:00更新

  • 4月19日0:00更新

  • 1月25日0:00更新

箱根・湯河原・真鶴版のあっとほーむデスク一覧へ

最近よく読まれている記事

バックナンバー最新号:2019年5月1日号

お問い合わせ

外部リンク