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箱根・湯河原・真鶴 文化

公開日:2015.08.07

富士屋ホテル4代目社長の家
大平台
国文化財登録へ

  • 現在はスパ施設になっている

 箱根町大平台の「山口家住宅主屋」が国の有形文化財に登録される見込みとなった。先月17日の文化審議会が文部科学大臣に答申した。

 建物は富士屋ホテルの4代目社長・山口堅吉の木造住宅で昭和5年築。富士屋ホテルの花御殿(昭和10年)も建てた大工・河原徳次郎が手掛けた。和洋の2棟がつながった構造で、洋風の鎧戸や上げ下げ窓などのデザインは箱根への洋風文化の流入を今に伝えている。現在はスパ施設となっており、一般公開はしていない。

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