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箱根・湯河原・真鶴 社会

公開日:2015.08.28

武蔵川親方(元・武蔵丸関)が関所に
「相撲部屋みたいだ」

  • 職員の案内で足軽番所に入る親方

 箱根関所に10日、武蔵川親方(元・横綱武蔵丸関)が姿を現し、観光客のカメラに囲まれた。

 親方は2年前の台風で被害を受けた伊豆大島の支援のため、昨年夏から椿まつりに参加。今年は火山活動の影響を受ける箱根町も元気づけようと、大島からの帰路に立ち寄った。親方は10年前にも箱根を訪れた事があり、大涌谷で黒たまごを5個平らげた思い出もあるという。この日は足軽番所などを見学。展示されていた重箱の前で足を止め「同じのを関取も使うよ」。かつて役人たちが目を光らせた建物を出ると「相撲部屋みたいな雰囲気」と感心しきり。外では笑顔で記念撮影に応じ「(箱根町が)火山活動に負けないように頑張って、としか言えない」と唇を引きしめていた。

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