箱根・湯河原・真鶴版
公開:2015年10月9日
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南極観測船「しらせ」が持ち帰った南極大陸の氷が、24日に箱根の森小学校に持ち込まれ、児童180人が手で触れ、遠い氷の大地に思いをはせた。
箱根町自衛隊協力会関係者が「子どもたちに南極や環境について関心を持ってほしい」と、しらせが所属する自衛隊に依頼して実現したもの。しらせは横須賀の基地に所属しており、氷塊は昨年の調査で採取したという。氷は数万年前に雪が圧雪されたもので、溶けると大昔の気泡が小さな音を立てて弾ける。子どもたちは代わるがわる氷に耳を近づけ「ほんとだ」と驚いていた。